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2015年1月31日 (土)

国鉄一家

 国鉄一家と言うと、あまり良いイメージで語られることは少ないが、元を正せば、日本における鉄道の父と言われた、後藤新平が提唱した言葉らしい。
 その真意は、明治政府が庶民を藩主(お殿様)から天皇に向けさせるために使ったのと同じ考え方であった、すなわち鉄道の職場の上司を父と慕いといった考え方であった。
 そして戦前から戦中にかけてはそれが上手く機能していたと思われる。
 戦後は、従前の価値観が180度変わってしまい、今まで正しいと思われたことがことごとく否定される結果となった。
 そのため職場は荒廃していったのであるが、これは戦後のインフレによる貨幣価値の下落も大きな原因でありました。
 その後民心が安定し、世の中が落ち着きを取り戻した頃、当局は国労の右派勢力からはしごを外すという愚挙にでてしまい、次第に国労が左派勢力に押されていくこととなった。
 それがために、従来良い意味で使われていた「国鉄一家」は、事故を報告しない、かばいあう、処分の1段飛ばし(本来なら、減給ならば、戒告にといった具合。)
 それが、国鉄一家の悪い部分だけがクロースアップされる原因なのかなと思ったりしている、ちょっと寂しいですよね。

なお、戦前から戦後にかけての国鉄労働運動に関しては、こちらでも詳しく今後検討していくので是非参考にしてくださいませ。

鉄道ジャーナリストblackcatこと加藤好啓の思索帳

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