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2015年2月 4日 (水)

一番星見ーつけた。

これは、どちらかといえば思い出話に近いかもしれません。

今日の主人公は、3歳の女の子、麗ちゃんのお話です。

れいちゃんは、今日も男の子たちと一緒に遊んでいました、れいちゃんの家の近くには女の子が居なかったので自然と男の子たちと一緒に遊ぶようになったのです。

お母さんも、同じくらいの年頃の女に子がいないので、家で遊ばせるより良いだろうと言うことでいつも遊ばせていました。

今日も一日、遊びつかれて帰ってきたれいちゃん、元気よく扉を開けたのですが、何時もなら「お帰り」という、お母さんの声が聞こえてきません。

「おかあさん、おかあさん、・・・・」

れいちゃんは、少し不安になってきました。
空は暗くなるし、お父さんも帰ってきません、れいちゃんは今にも泣き出しそうです。

今にも大粒の涙がほろりと、頬を濡らそうとしたそのとき、
低くてそれでいて力強い声で「麗子」と叫ぶ声が聞こえました。

れいちゃんは、思わず声のほうを見ました。するとそこには買い物袋を提げたお母さんと、少し照れくさそうに歩くお父さんの姿がありました。
聞けば、物資部にお母さんが買い物に行ったとき偶然にもお父さんが買い物に来ていたので一緒に帰ってきたんだと言っていました。

れいちゃんは、大喜び。早速二人の間に入ろうと駆け寄っていきました。
空を見上げると、一番星がきらり。

れいちゃんは、お父さんとお母さんに向かって叫びました。
「一番星見つけたよ。」

もう40年以上も前のお話でした。
なお、登場人物その他すべて私の創作でございます。m(__)m

補足
 ここで出てくる「物資部」というのは国鉄職員専用のスーパーマーケットのようなもので、現在のように量販店がないころには重宝したものです。
 特に国鉄職員は、他の地方公務員や一般会社の社員と比べても給料が相対的に低く抑えられていたため、安く物が買える物資部は大変ありがたい存在でした。
 ただし、扱っているものは一般雑貨だけで生鮮食料品などは一般の八百屋などで買わなくてはいけませんでした。
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