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2015年3月25日 (水)

餘部橋梁物語 僕らの町に汽車がやって来た 第12話

Image34306 みなさま、こんばんは。
本日もしばしお付き合いください。
知事一行は、いよいよ国鉄本社で十河総裁と面会ということとなったのですが・・・あってお話を聞いていただけるのでしょうか?

十河総裁は、皆様もよくご存知だと思いますが、新幹線生みの親であり、十河総裁の英断がなければ今の新幹線時代は来なかったかもしれません。
すなわち、鉄道は衰退し、飛行機と高速道路がメインとなった・・・そんな時代を迎えていたかもしれません。
まぁ、そうした余談はこれくらいにして、兵庫県知事と十河総裁はどうなるのでしょうか。
乞うご期待?

さて、前回は知事一行は、国鉄本社の門をくぐるところで終っていましたよね。

若い方は、国鉄本社がどこにあったのか知らない方も多いでしょうが、当時は東京中央郵便局と並んでどっしりと構える国鉄本社は何とも言えない威圧感がありました。

昭和34年頃は、新館は建設されておらず、重厚な壁そして、窓枠などに時代を感じさせられたものです。
国鉄本社旧館ではありませんが、大阪にある日本生命本店ビルも戦前に建てられたビルで、その重厚な造りは現在では到底無理であろうなと思わせる仕様になっています。
もちろん戦前は、鉄道省のちの運輸省のビルだったわけで、日本における鉄道の中枢だったわけですからそれぐらい頑丈でちょうどよかったのでしょうね。

実際に、東京駅は3階部分を全壊するほどの爆撃を受けながら、国鉄本社は無事だったわけですからどれほど頑丈だったか想像がつくのではないでしょうか。

さて、話題が外れていきそうなので、軌道修正。

国鉄本社に9時45分に到着した知事一行は、大きく深呼吸したのち大きなドアを開けて受付に向かうのでした。

秘書が受付嬢に、「兵庫県知事が陳情に伺いました。十河総裁と本日10時に会って頂けるとのの約束を頂いております。」

と告げると、受付嬢はやや事務的に、「しばらくお待ちください。」

秘書室長に電話をかけてくれました。

「おはようございます、只今受付に兵庫県知事様がお見えです。」

 「わかりました、お伺いしておりますので総裁室まで来て頂けるようお伝えください。」

「わかりました。ご案内いたします。」

電話を切ると、受付嬢はにっこりとほほ笑んで。

「お待ちしておりました、総裁室の方に上がって頂けますか。」こちらのエレベーターで6階上がってください。」

知事と秘書は、会ってくれるとの言葉にほっとしながら、エレベータに乗って目的の階に進むのでした。

6階に降り立つと、一人の紳士が姿勢を正して待っていてくれました。

「おはようございます、遠路はるばる御苦労様です。私は総裁付秘書の伊藤でございます。」

伊藤昌哉秘書官は、深々と頭を下げるのでした。

それでは、十河も待っておりますので、総裁室の方にどうぞ。

知事は、ついにここまで来たかと言う感動と、緊張でゆっくりと総裁室に入っていくのでした。

さて、この続きは・・・後ほど。

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