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2015年4月13日 (月)

餘部橋梁物語 僕らの町に汽車がやって来た 第29話

みなさまこんばんは、鉄道の物語と言いながら恋愛小説のようになっているこの物語、相変わらずな猫の頭なので上手くまとめることが出来ずフラフラと・・・しています。

ごめんなさい。
ただ、自分としてはどんな駄作であっても自分の頭でひねり出した作品だけに可愛いものなのです。
お付き合い頂く皆様には本当に心苦しいのですが、よろしければお読みいただき、感想などをいただければ幸いです。

> お天道様は、すでに山をこえています、後一時間もすればすっかり暗くなることでしょう。
> 猫尾は、少年にもう一度、「お母ちゃんを大切にな」
> そう言い残して、自転車に颯爽と乗って女将の元に走って行きました。

猫尾の自転車は颯爽と風を切って走っていきます。
女将にほのかな恋心を抱くとはいえ、自分の思いを中々口に出せない不器用な男ですから女将が見せる恋心の信号をいつもキャッチできないのでした。

時々女将も呆れてしまうのか、女友達に少し気になる人がいるんだけど、どうも煮え切らなくてね。
まさか、私から言い寄るわけにも行かないだけに辛いところよ、忍ぶ恋とでも言うのかしら。

だからいつも二人の恋は行き違い。

さて、前回は財布を忘れて大顰蹙だっただけに、猫尾は店にはいる前にもう一度財布を確かめて、店の引き戸を開けようとしたのですが・・・。
店が閉まっているのです、猫尾は引き戸をもう一度引いて見ましたが鍵がかかっているようです。
ドンドン、ドンドン、猫尾は少し強い目に戸を叩きます。

「はぁーい、今開けますから。」少し元気の無い女将の声が聞こえます。

「ごめんなさい、風邪を引いたみたいで、今日だけお店を休ませてもらおうと思って。」

確かに、女将の顔は熱による腫れで顔全体が浮腫んでいます。

 「女将、どうしたんだ?」

猫尾が声をかけます、

「ちょっと熱っぽくて、知恵熱かしら。笑」

 「すまん、すまん、知らなかったもので。」

猫尾は、すまないと言って帰りかけます、そんなとき、女将が猫尾に声かかけました。

「せっかくですので、少し居てくださいませんか。」

猫尾は、状況がよく理解できないまま、

 「いえ、帰りますよ。具合が悪そうですし・・・」

どこまでも女心が読めない猫尾です。

女将はもう一度、頼むのでした。

「是非、居てくださいませんか。一人では不安で。」

猫尾は黙って頷くと、女将に連れられるように店に入っていくのでした。
しかし、万事に鈍感な猫尾ですから、女将に何を話してよいのかも分かりません。

猫尾自身も女将のことが好きなのに、そんな話はおくびにも出さず余部の工事の人夫の話を始めたのでした。
女将は何を勘違いしたのか、「妊婦?、いきなり何を言い出すの」少し困惑ぎみの女将と、今度はなんで人夫の話で、困惑されることに更に戸惑う猫尾

お互い、勘違いから始まった話題は途中で女将の勘違いが分かって一気に良いムードに・・・それからどうなったって?

それは、・・・・・ひ・み・つ

よい子は、早く寝ましょうね。Dd54_b_aboshiya

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