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2015年5月21日 (木)

餘部橋梁物語 僕らの町に汽車がやって来た 第47話

皆様おはようございます、大阪都構想の住民投票のお手伝いなどで動き回って・・・結局自分には選挙権もないんですけど自分の信念だけで動いておりました。(^^ゞ
結局、いわゆる祭(政)が好きなんでしょうね。
困ったおっさんです。(^^ゞ

さて、長らく続けてきてこの物語ですが後4回でちょうどきりがいい50回となりますのでその辺で筆を置くべくラストスパートをかけたいと思います。

>  「うちの父ちゃんも喜んでるよ、ここに駅が出来るって言って、だから家に帰ったら父ちゃんにいつも言うんだ。今日はこんなことしたよ・・・って。」
>
>  「父ちゃん、嬉しそうに僕の話を聞いてくれるんだぜ」
>
> そんな二人が手伝っている餘部駅ですが、やがて少しづつその姿を現してくるのでした。

二郎たちガキ大将の働きは、猫尾たちだけではなくやがて、地域住民をも動かす流れに変わっていきました。

小さな集落の話題は、今までの駅ができるんだという喜びから、子供たちが人夫と一緒に働いていることに移っていきました。
最初は、多少なりとも反対していた大人たちも、むしろ献身的に活動する小さな人夫(子供たち)を賞賛するのでした。

そうして、一人、また一人と農作業の合間に手伝いたいという人が出てきたのでした。

困ったのは、猫尾と親方でした。
大人も手伝うとなると・・・まさか只で返すわけにも行くまい。
そうかといって、・・・すっかり悩んでいました。

最初はここにお断りしていたのですが、今回はなんと10人ほどまとめてやってきました。
これはどうして断ろうかと悩んでいたとき、その中でも長老格の年のころ50歳位の男性が開口一番、
「われわれも手伝わせていただきたい。」

「もちろん、足手まといになるといわれるであろう。しかし、子供たちがこれほど一生懸命になって手伝っているのに、大人たちが高みの見物というわけには行かないであろう。」

「子供たちは、家でおのおの自分の言葉で親に話すそうです。小さな子供は、小さな石を、体の大きい子は、大きな石を運んで・・・」、そして最後にいつもこういうそうです。
「僕たちの駅ができるんだ」

「そう考えるとわれわれ大人も居ても立ってもいられなくなりました。子供たちのために何を残してやれるか・・・。」

そこで。無理を承知でこうしてお願いにあがったのです。

「われわれでもできる仕事を、子供たちと一緒に仕事をさせていただけないでしょうか。」

その真剣なまなざしを見た親方はじっと目を瞑ったのでした。

時間にしてみれば1分ほどでしょう、沈黙の時間が流れます。

やがて、親方はその長老格の男に話しかけるのでした。
その答えは、意外なものでしたが、長老格の大人を納得させるには十分な言葉でした。

それは?
次回のお楽しみということにいたしましょう。

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