« 鉄道公安官物語 第4話 | トップページ | 鉄道公安官物語 第5話 »

2015年6月 4日 (木)

鉄道公安官物語 番外編

みなさま、こんばんは

今日は、番外編と言うことで、私の警察学校時代のお話をさせていただこうと思います。といっても、長々と書くと大変なので拳銃の授業についてお話しましょう。

警察学校には、射撃練習場がありそこで拳銃の訓練が行われるのですが、私が最初に拳銃を手にしたのは、採用から半年が経ったときでした。
最初の半年は仮採用期間なので拳銃が貸与されないのです。

さて、最初に手にしたのがS&Wと呼ばれる拳銃でいわゆる進駐軍払い下げと呼ばれるもので、これ以外にも訓練としてコルト45自動式も練習で使いました。

ここでいう、38とか45と言うのは口径と呼ばれるもので、wiipediaのよりますと、銃身の内径(≒発射される弾丸の直径)を示す。と書かれています。

それも最初は15mの距離で模擬弾と呼ばれる、プラスチックの弾頭を持つ玉を使って訓練します。
拳銃が当たらない人はこの辺から当たりません。(^^ゞ
逆にボーっとしている人は良く当たります。
私もヌボーッとしていたらしく良く当たりました。

結局当たらない人というのは、拳銃を当てようと指に力が入って引き金を力で引き寄せるんですね。
逆にヌボーッとしている人は、手に力を入れずに指を動かしていってある限界まできたら勝手に引き金が・・・みたいな撃ち方をするのであまりぶれないそうですね。

さて、黒木も書いていますが、拳銃は手入れが大変で、使った後は必ず分解掃除が待っていました。
回転式の場合は、リボルバーと、銃身を個別に機械油を薄くつけてブラシで清掃して火薬などを洗い出した上で、布で余分な油をふき取るとともに磨きだしを行います。
自動式の場合は、かなり面倒で殆ど分解していくので、、こちらも進駐軍の置き土産と言われた、コルト45は正直使うのがいやでしたね。
当たらないし。(^^ゞ

口径が大きいので反動も大きくて、正直自分には持て余していましたね。

清掃の話はこれくらいにして、実際の射撃の話に戻りましょう。
射撃するときは、基本は25m離れた射撃位置から的を狙って打つのですが、必ずダブルアクションが求められました。

すなわち、最初に撃鉄を起こしてから打つと言うもので、シングルアクションは原則として初任科時代はありませんでしたね。
拳銃の弾は5発、1個1個を丁寧に装てんして、片手で拳銃を構えて・・・テレビなどで両手で打つ場合が歩けどあれは、警察では基本的には無し、さらに映画などでは、拳銃の引き金に指を入れているけど、あれもダメなんですよね。

そうした余談はさておき、実際には5発の弾を装てんしたら、今度は1発ずつ号令とともに撃つんですね。
勝手に撃つと危ないですからね。
それと、今では立派な耳栓もあるのでしょうが、当時の和歌山県警では空薬きょうで作った簡易な耳栓が使われていました。

というのは、銃弾の音って結構大きいので耳を傷める恐れがあるんですよね。
だから、耳栓は必須なのですが、なんとも情けない耳栓を和歌山県警は使っており、警視庁などが羨ましかったですね。笑

5発撃ち終えると、空薬きょうを出して机の上に並べるのですが、当然5発あるのですが、難儀なのは自動式の場合、薬きょうが飛び散るので、探し回って一人5個づつあるまで次の射撃に移れないんです。
だから、手間も掛かるし薬きょうを探す面倒もあってどうしても、自動式は好きになれませんでした。

そして、それらの後始末が終わればいよいよ、射撃結果をと言うことになるのですが。
これが、直径20cm程の円に入っていれば黒点賞として表彰してもらえるのですが、なかなか出ませんでしたね。

他にも色々と書きたいのですが、書くと公安官物語でなくなるのでこの程度で止めておきますね。(^^ゞ
Colt_model_of_1911_us_army_b
画像wikipedia

« 鉄道公安官物語 第4話 | トップページ | 鉄道公安官物語 第5話 »

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2086385/60255183

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄道公安官物語 番外編:

« 鉄道公安官物語 第4話 | トップページ | 鉄道公安官物語 第5話 »

フォト
無料ブログはココログ
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Facebook 国鉄があった時代