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2015年7月 4日 (土)

鉄道公安官物語 番外編第1夜

鉄道公安官物語番外編

みなさまこんにちは、久々に番外編ということで私小説風のお話を書かせていただきます。
登場人物は、白根、そして、偶然乗り合わせて海南駅で降りていった若い女性、その続編となりますが、今回は全くのオリジナルですので毎日更新できませんが、よろしくお願い致します。

新人公安官だった白根ですが、半年もするとだいぶ勘所も掴んできたようで、一人で大体の仕事ができるようになってきたようで、先輩公安官も一安心というところでした。

白根も28歳、そろそろ身を固めてもいい年齢ではありましたが、国鉄という職場は男ばかりの職場であり、ついつい女性との出会いは縁遠くなってしまうのでした。

白根は独身寮には住まずに、駅近くにある下宿屋に住んでいました。
賄いが付いているのが、独身の白根には有りがたかったのです。

ただ、そこの未亡人のおばちゃんが見合いを世話するのが生きがいで・・・口では結婚したいなといいつつも、独身の気楽さもあり、いつもその間を行ったり来たりしていたのでした。

そんな折、またまた下宿屋のおばさんが白根に声をかけます。

「白根さん、白根さん、あなた今年で幾つになるね。」

  「28になりますが」

「28かちょうどいい具合だわ・・・」一人でおばさんが呟いています。
「白根さん、あんたもそろそろ身を固めておいたほうがいいよ。」

  「いや、ちょっと・・・、まだ俺には・・・」

「何言っているんだい、そろそろ身を固めなくちゃ、ちょうどいい子がいるんだよ。」
「一度見合いしてみないかい、年齢の釣り合いもちょうどいいし。」

  「いや、そんな・・・。」

「まぁ、そう言わず会ってみなさいよ。可愛い子だよ。」

おばさんは押しの一手です、こうなるともうどうにもなりません。おばさんに押し切られるように見合い写真を見せられました。

目が大きくてなかなか可愛い子です。

ひと目で白根は気に入ってしまったのですが、そこは多少勿体をつけて、

 「おばさん、なかなかかわいい子ですね。まぁ、見合いだけならしても良いかな・・・。」

まぁ、そんなふうに勿体つけてもおばさんは見破ったようで。
「わかったよ、さては写真を見てひと目で気に入ったね。」

おばさんが、ニヤニヤしながら写真を受け取ります。

 「そ、そ、そんなことないですよ。」

必死に否定するのですが、顔は真っ赤なのでバレバレ・・・。
おばさんも苦笑しながら、

「わかった、わかった、お見合いだけならね。先方に行っておくわ。」

そんな会話が交わされたのですが、実際白根の方は写真を見てすっかり気に入ってしまったのです。

さて、この続きはまた明日にでもさせていただきます。

さて、白根が見た写真の女性はどんな人だったかって?
皆様にだけこっそり教えておきましょうね。

それは、秘密・・・じゃなかった。
福原愛のにそっくりな女性でした。(^^ゞImage11503

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